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発達に関する大きな勘違い

February 16, 2018

久しぶりに発達に関するお話を。

 これが何かというと、母子手帳の6-7か月の発達の記録ページです。

写真の母子手帳は、我が家の下の子の物なので18年前の相模原市のものになります。

 

なので、今の母子手帳がどんな感じで何を記録するようになっているのか、どこまで丁寧に発達のことを書いているのか知らないのですが。

 

基本的に、母子手帳の発達のページって、

 

「●ヶ月になったら、●●ができる」

 

という目安がいろいろ書いてあるものだと思います。

 

三か月で首が座ってるか、とか、動くものを目で追うか、とかね。

 

初心者のお母さんは、これを見ると

 

「●ヶ月になったから、ほっといても自動的に●●ができるものだ」

 

と無意識に思い込んでしまうので、わが子の発達に関して思い悩むわけです。

 

「うちの子、三か月になったのに、まだくびも座らないわ」って。

 

でもね。

 

発達って、「機能の獲得」のことなんですよ。

簡単に言っちゃうと「できることが増えること」を指して、発達って言うんです。

 

月満ちて生まれてきた赤ちゃんであっても、人間の子どもは生理的早産で生まれてくると言われており、ほかの生物よりもずっと未成熟な状態で生まれてきます。

 

そんな状態でほっといて獲得できるものって、ほとんどありません。

 

体も心も、外からの刺激を取り込んで、作り上げられていくのです。

 

昔、ある保育士さんから聞いたお話なのですが。

 

「4カ月で園に預けられたお子さんがいたんだけども、お父さんも、お母さんも、どう扱っていいのかわからないみたいで、お供え物を捧げ持つように赤ちゃんを連れてきた」

 

んだそうです。想像するに、こんな感じか?

その赤ちゃんは、泣かさないように、できるだけ刺激を与えないように、過剰に大事にされて育ってきたわけですが、

 

入園した当初は、泣かないし、首もふにゃふにゃだし、まるでお人形のようだった、と。

 

「生まれたての赤ちゃんは可愛いけれど、体中がふにゃふにゃのほやほやで、本当に壊れそうで、触るのも怖い。」

 

この感覚はすっごくわかります。

だから、どの程度、テキトーに育てていいのかもよくわからないので、

 

「首が座らないうちに縦抱きしてはダメ」

 

なんて書いてある情報に最初に接してしまうと、それのみを金科玉条のように信じてしまう。

 

でもでも、ですよ。

 

未成熟な脳と未成熟な体を持って生まれてきた人間の子どもは、外からの情報(刺激)を取り込んで成熟するように作られた生き物なんです。

 

縦抱きする機会が無ければ、その子は、自分の体が重力に対して垂直になった、という前庭覚への刺激を受けないままです。(前庭覚:平衡感覚(へいこうかんかく、英:sense of equilibrium、独:Gleichgewichtssinn)は、生体が運動している時や重力に対して傾いた状態にある時にこれを察知する働きである。平衡知覚とも呼ばれる。weblioより)

地球上に生きる生物にとって、重力を感知して、それに対してどのように倒れないように体をコントロールするか、ということは、普段の生活では全く意識されない事ですが、ものすごく大切なことで、これができないと自力で移動することができません。

 

その最初の一歩が、「首が座る」ということに表れるのです。

 

なんだけども、それがね、

 

先ほどから書いているように、自然に獲得できるわけじゃなくて、外からの刺激によって、その機能が育つようになっているので、適切な刺激を与えることが出来なくては、発達も進まないのです。

 

だから、何が言いたいかというと。

 

「母子手帳に書いてある●カ月で●●ができるようになる」というのは、

 

その時期までに刺激を受け取れた子の8割くらいができるようになる、という意味なので、

できないからと過剰に不安になったり、

 

「うちの子障害があるのかしら?」

と思い悩んだりするのではなく、

 

発達の仕組みを知って、生活の中で適切な刺激を入れてあげられていたかどうか、をまず考えてみたらいいんじゃないかと思うんです。

 

乳児期だけのことじゃなくて、幼児期、学童期になっても、基本は同じです。

やったことのないことはできなくて当たり前、したことない動きは、脳が動かし方を知らなくて当たり前なのです。

 

言葉がでないとか、片脚けんけんができないとか、どろんこにさわれないとか、土手をよじのぼれないとか、片手でボールが投げられないとか。

 

よその子と比べてどうか、ということではなく、この子の発達段階に合わせて、楽しくできそうなことを提供する、という発想が大事かなと思います。

 

というわけで、

 

発達について基本的なお話を知りたい人向けに、四月からまたしても感覚統合のお話を復活させていこうと思ってます。

 

 

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