• ぢーこ

童技と言う言葉を知っていますか?

「童技(わらべわざ)」と言う言葉があるのだそうです。


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かつての日本には「童技(わらべわざ)」という知恵がありました。元服して大人になるまでの童の間は大人が思いもよらないようなことをするけれど、童でなくなる頃には落ち着くから放っておきなさい、というものです。

(出典はこちら「10人に1人がADHD? 発達障害児が急増しているワケ」)

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読んだとき、まったくその通り!と膝を打ってしまいました。


私は時々、感覚統合のお話をさせていただいています。

そこでお話しするのは、幼児の感覚のアンバランスさについて。


彼らの発達は、すべてが均等にバランスよく伸びていくわけではなく、

あるところは突出してすごいんだけど、あるところは「あれれ?」ってくらい

凸凹しているものなんですね。


(その凸凹具合が発達障害の子どもたちとおなじなのです。

だから、発達障害の療育に使えるスキルは、幼児の子育てにも使えるのです。

私が、感覚統合や、ABAのお話を子育て中のお母さんたちにしているのは

そういう理由からです)


親としては、できる方(突出した方)を基準に子どもを見てしまうので、

「うちの子本当はできるはずなのに、やらないのは、

私の言うことをわざと無視してるんだわ」

「私のことをバカにしてるから、できないふりしてるに違いない」

と、思っちゃう人も中にはいるんですが、そうじゃないんです。


できないことは、本当にできない。

どうやってもできない。

絶対わざとなんかじゃないのです。



そして、そのできないことを何とかできるようになるために、

こどもは遊びの中でへんてこなことをしでかしてくれるんです。


その「へんてこなこと」すべてが、子どもの学びにつながります。

学びと言うのを、座学のお勉強だとらえていると、

子どもの遊びほどくらだないものは無いように見えますが、

それはまちがい。


例えば、二歳前くらいのちびっこが、

公園で延々飽きもせずBB弾拾いをしているところを見たことがある人も

いると思います。


拾い集めたBB弾を、こっそり捨てても文句も言われないし

「はて? これは、BB弾のコレクションをしたかったわけじゃないのかな?」

と不思議に思いませんでしたか?


あれはね「人差し指と親指でつまむ」という微細運動ができるようになったのが嬉しくて

延々、それをやってみているところなのです。


「微細運動? なにそれ?」


と思われた方もいるでしょう。

指先で行う運動は、すべて微細運動と呼ばれます。


対語は粗大運動。

体を大きく使って、飛んだり跳ねたり走ったりすることですね。

姿勢の保持も粗大運動です。


そして、微細運動は、粗大運動ができないと育っていかないようにできているんです。

(だってそうだよね、考えてもみてください。

お座りできないと、ご飯を自分で食べられないじゃない?)


体幹を支える筋肉が育ち、肩や腕の筋肉を思い通りに動かせるようになって、初めて

手先の細かな動きができるようになるのです。


そして、手先の細かい動きも

「つまむ」という二本の指の基本的な動きができるようになってから

お箸を使いこなすとか、編み物ができるとか、

あやとりができるとか、トランプが配れるとか

道具を使った細かい作業ができるようになっていくのです。


だからね。

子どもが公園でBB弾を拾ったり、ドングリを拾ったりするのを

「汚いからやめて!」

「虫が出るから拾わないで!」

と言って止めちゃうと、手先を使った細かい動きが育たないのです。


(かわりに、アクアビーズだとか、アイロンビーズだとか、ブロックだとか

室内で手先を使うおもちゃもたくさんありますが、先にも書いたように

粗大運動→微細運動という順序で発達するのが人という生き物ですので

どこかで、必ず体を使う遊びが必要です。

走る、とぶ、のぼる、おりる、など、家の中だけではできないじゃない?

だから、子育ては室内だけでは無理だと私は思っています)


ちなみに私は、二歳ごろ、アイスバーの食べ終わった棒を拾い集めるのに

はまっていたそうです。

私が子供の頃は、まだ、ごみをそのへんにポイ捨てする人もたくさんいて

夏はあちこちにアイスの棒が落ちていたんでしょう。


誰が食べたかわからないアイスの棒を、一日に100本も拾ってくる変な子を

止めずに受け入れてくれたことを親に感謝しています。

おかげさまで、今の私はブラインドタッチもできるし、編み物もそこそこ上手。

手先の巧緻性は、アイスの棒拾いで培われたと言っても過言ではありません。


何が言いたいかというと。


こどもが、「理解不能な変なことをしているとき」も、実はそれには、子どもなりの

理由があって、発達のために本能がさせている遊びだったりすることがあるんです。


だから、大人には、わけわかんない変なことも、片目をつぶってやらせてあげると、

そのうち子どもは、できるようになった満足感とともにそれを卒業していきます。

(そして、次の変な遊びにはまっていく。。)


子どもの変な行動は「童技なんだなー」と思って、しばらく付き合ってあげてください。

止めるといつまでも同じことを繰り返しますよ。これほんと。



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#おめめどう #自閉症支援 #発達障害支援 #お家でできること

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