• ぢーこ

ビバ!保育園 ~菊田第二保育所の取り組み~①


三連休前の金曜日、千葉県習志野市の菊田第二保育所に「感覚統合研修会」のフォローアップに伺いました。

菊田第二保育所に前回伺った時のお話はこちら。  

今日は、先生方が前回の研修で学んだことを日々の保育に生かしているその「実践」を拝見して

私が気づいたことや感想をお伝えするということだったので、

気楽に赤ちゃんたちと遊ぶつもりで出かけて行ったのですが、

いやもう、今回は、本当に

「私が学ばせていただいた!」

という会でした。こんな素晴らしい学びの場に呼んでいただいて幸せでした。

ありがとうございます!

あんまりにもすてきだったので、これはまとめて一冊の本にしたらいいのに、と思ったんですが、

その予定は今のところないそうなので私が紹介しますっ!

(※研修報告として、市内への配布資料にする予定はある、とのことでした。楽しみ!!)

まず、菊田第二保育所がどんなところか、という説明からですが。

  ①習志野市の公立保育園

  ②0,1,2歳児のみを預かる

  ③広い園庭には、食べられる木の実が成る樹が生えていて、緩斜面、砂場、遊具が充実

習志野市の提供するサイトを拝見しても、遊びに力を入れている園だということがわかります。

でもね、子どもってステップアップしながら体を使えるようになっていくものなので、

広い園庭に「ほい」と出されたその日から急に楽しそうに遊べるってもんでもないのです。

小さいうちから、自分の体の使い方を少しずつ覚えて、

自分の体でできること・できないことを把握し、

そのできないことを「やってみる」経験を積み重ねて、

「大人が思うところの、元気に遊べる子どももらしいこども」になっていくわけです。

環境さえ与えて見守っていれば、子どもは自分で「やってみたい」ことを見つけて「やってみる」を繰り返し、成長していくのですが(これが、子どもにとっての遊びですよね)

何しろ保育園は働くお母さんが、安心して働けるためにある場所ですから、

「朝お預かりしたままに、お子さんをお返しする」

ことが一番大事なことになってしまいます。

「環境さえ与えて見守る」というのが、とても難しい。

そして、近年、発達が気にかかるお子さんも増えてきて、

さて、じゃあ、この子たちにどんな遊びを日々の保育の中で取り入れて行ったらいいのだろうか、というところで、私が呼んでいただけたのでした。

〇歳児クラス(ひよこ組)。

未熟なボディイメージの発達を促すために、「くぐる」遊びと、

この時期にやっておくべき「はいはい」を促す遊び、

そして、体全体に触覚の刺激を入れる遊びを考えて実践されているようでした。

下は、蛇腹トンネル。

乗り越える動き、背中がぶつからないように屈みながら、四つ這いになる動きが楽しめます。

ところどころに鈴や、触って気持ちのいいふわふわボールがぶら下げてあり、くぐるだけでは飽きてしまいそうな子どもの気持ちを引く仕様になってます。

うちの子たちも二人とも、トンネル遊びが大好きだったので、

「どうやら子どもという生き物は、トンネルが好きらしい」と、

ハイハイの時期はほぼ毎日トンネルをしていましたが、

この蛇腹トンネルのように「乗り越える」という動きを入れる発想は無かったので、そこがすごいと思いました。

障害物を乗り越える体の動きは、前庭覚の刺激にもなりますね。

そして、似ているけれど、ちょっと違う。キューブ型玩具。

こちらは、四方がゆるく囲われているので、中に入ると、ちょっとした「包まれている感じ」を味わうことができます。

そのうえ、入り口にはふわふわした毛糸、スズランテープ、シフォンの布、固めのネットが下がっていて、体に触れる感触も楽しい。

良い遊具とは、体を動かしながら複数の感覚を同時に刺激するものです。

考えられているなあ、と思いました。

こちらは、保育士の先生による、わらべ歌あそび。

歌いながら体のあちこちに触れて、全身の触覚を刺激します。

これ、すっごくいい遊びですよねえ。

余談になりますが。

昔のお母さんってこういう、わらべ歌遊びをたくさん知っていて、こちょこちょしながらこどもと触れ合っていましたよね。

子どもが笑えば、お母さんもうれしくなって、もっともっとと繰り返して遊ぶ。

そんな中で、親子の愛情も育まれていったんだよなあと思います。

体に触れる遊びって、小さいうちしかできません。

そして、おなかもほっぺもおしりも、小さい今だからこそ触り心地がいい。

思春期の固い筋肉質のお腹や、うっすら髭の生えたほっぺたは、母ちゃんとしても触りたい気持ちがあまり起きないだろうし、子どもはもっといやでしょう。

触れる今、べたべた触ってあげてほしいと思います。

そして、左のはじに少しだけうつっているボールプール。

小さい子は好きですよね。(^-^)

全身まんべんなく包まれることで、外界との境目を意識し、ボディイメージの発達に役立つと言われています。

あと、写真に撮ってくるのを忘れたのですが、ふわふわマットの山、というのがありまして。

ゼロ歳児組は、歩き始めた赤ちゃんたちなのですが、

先生方は、歩く前の段階のハイハイをとても重視されていて、この「四つ這いで移動する」ことをたくさん経験してほしいと思っていらっしゃるんですね。(ハイハイの重要性については次のブログで)

それもあっての、トンネル遊びなのですが、くぐる遊びは、多少誘導が必要になります。

向こう側にいて、誰かが声をかけないとのってこないこともあるので。

でも、このふわふわマットの山(ふわっとしたクッション素材の上にお布団をかけたもの)は、

よちよち歩いていると、このマットの山に引っかかって転ぶわけで、自然に四つ這いになれる。

しかも、このふわふわの感触が楽しいらしく、自ら四つ這いになりに来る子もいるとのことで、

ほんとによく考えられた仕掛けだなあと思いました。

そして、最後は、この写真。

遊具でもなんでもないのですが、乳幼児と接するうえでこれ大事だよなと思う事です。

家庭でもできる工夫ですので、困っている方はやってみてほしいと思います。

なにかというと、この茶色のパネルの裏は、手洗い場なのです。

ちびさんは、水遊びが好きなので、水道が目に入ってしまうと、ほかのことをしていてもそちらに行ってしまう。

もちろん、思い切り水遊びをさせてあげたいときもありますが、してほしくない時だってもちろんあるわけで。

そんな時には、見えなくする、これが一番効果的です。

視覚からの刺激があるから、思い出してやっちゃうんですもの。

触ってほしくないもの、行ってほしくない場所は、見えなくするのが一番ですよね。

うちでは、本棚を布で覆うだけでも、引っ張り出されることが無くなりましたよ。(^-^)

特に小さいうちは、「見えないものは無いもの」ですので、わざわざめくってまでは引っ張り出しません。

よちよち赤ちゃんの時期までしか使えない技ですが、お困りの際はお試しください。

以上、菊田第二保育所、ひよこ組からでした。

以下、りす組、うさぎ組、きりん組、こあら組に続きます。

#講座報告 #感覚統合

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