• ぢーこ

菊田第二保育所Q&A その3


感覚統合のついて、お話しさせていただいた菊田第二保育所。 いただいた質問への回答、その1 その2 ときて、その3でございます。・

④一歳児クラス

質問)四つ這いがしたいと思えるような環境を作るにはどうしたらよいか?

こたえ)四つ這いしたい、と思えるかどうかはともかく、四つ這いしないとできない遊びを考えて、それを盛り上げればよいのではないかと思います。

四つ這いしないとできない遊びは、高さと、傾きと、不安定さ、でしょうか。

一つ目、高さとは、これです。

トンネルは天井が低いので立って歩けません。

四つ這いで移動するのが最も効率的です。

写真は、うちの娘ですが、このマットレスで作ったトンネル遊びは大ハマりでした。 よその子を見ていてもそうだったので、おそらく、この「くぐった先に大好きな人がいて、ちらっと見える」という感じが楽しかったんだと思います。 張り切って長いトンネルを作ってしまうと、途中でこどもが渋滞して嫌になったり、中が暗くて怖いので遊ばなかったりします。

二つ目、傾きはこちら。

立って歩けないような急な角度の斜面を設定すれば、どうやっても四つ這いで登るしかなくなります。

これを、立って歩けるようなバランスを獲得している子は逆に、四つ這いは要らないんじゃないかと思いますし。

三つ目、不安定さはこちら。

これは、太い梁の上を移動している子ですが、高さが2m以上あるところなので、さすがに立って歩くのは怖かったのだと思われます。

不安定さを何とかしようと思うと、四つ這いで安定するしかないので、必然的に四つ這いになります。

一歳児相手に、ここまで高くする必要は無いので、アスレチックコースの一部を高さ50センチの一本橋にしてみる等どうでしょうか? こちらも、立って渡れる子には四つ這いは要らないんじゃないかと思うので、発達の良い目安にもなるかもしれません。

環境が整ってさえいれば、それが必要だと思う子は、勝手に遊びだすと思いますので、ちょうどいい高さや、傾きや、不安定さを見つけ出してみてください。

⑤二歳児クラス

質問)段ボールすべり台のように、同じ設定でも子ども自身が自分の力によって遊び方を変えられる遊びはどのようなものがあるか。(常設できるもの)

こたえ)たいていの校庭にあるようなシンプルな遊具は、自分の力量に応じて、よりスリリングな遊びへと発展させることができるようなものが多いです。

たとえば、鉄棒、ジャングルジム、ろくぼく、滑り台。

鉄棒は、①手だけでぶら下がる②手と足でぶら下がる③お腹と腕で支持して体を鉄棒に固定する④お腹を中心にして一回転する⑤片足をかけて一回転する⑥鉄棒の上に座る などなど、非常にバリエーションに富んだ技をマスターしていく楽しみがある遊具だと思いますが、

これを、周りの大人が

「危ないから、まだそれはやめて」とか

「今日は、この遊びをします」とか

こどものやりたいことを規制し出した途端につまらない遊具に成り果てます。

保育園は、朝お預かりした状態で怪我無くお返しすることが何より大事だというのは理解できますが、それを至上命題にしている限り、子どもの力量ではなく、先生の力量に合わせたあそびしかできません。

園庭に常設されている遊具を、子どもがどのように使いたがるかをまず観察するところから始めてみてはどうでしょうか?

(というか、本当は先生方もいろいろやりたいことがあるのに、板挟みなんですよね、きっと。

保護者会などで、発達の仕組みや、子どもから湧き出す遊びの大切さを、お母様方と共有するところからできるといいですね。)

#感覚統合 #講座報告

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