• ぢーこ

イヤイヤ期って、本当にあるの??


のびるや、ちび探を選んできてくれるような母ちゃんたちは、子育てに対してとっても真摯です。

子どもに対してできることは全部してあげたいと思っているし、優しいし、できるだけ怒らないように、丁寧に子育てしている印象です。

えらいなあ、すごいなあ、と毎回思いながら見てます。

でもなんていうか、こどもにとても真剣に向かい合いすぎてて、めんどくさいことに巻き込まれているように見えることもあるのです。

たとえば。

「理屈をわからせる」とか「言い聞かせる」ことにものすごく力点を置いているように見えることがある。

育児書なんかには書いてありますものね。

「今はわからなくても、ものの道理を教えることは大切です。

何度も繰り返し教えて、善悪の区別をきちんと教えてあげましょう。」

って。

でもさあ、

「今はわからなくても」

って書いてあるってことは、前提として

「乳幼児に理屈なんか通用しないぜ」

ってことなんだと思うんですよね。

実際そうだし。

これは、感覚統合っていうよりも、単なる脳の発達のお話なんですが、

理性、思考、判断をつかさどる前頭葉(ピンクの部分)は、

主に視覚をつかさどる後頭葉(水色の部分)、

主に聴覚をつかさどる側頭葉(黄色の部分)、

主に体性感覚をつかさどる頭頂葉(緑の部分)の機能が分化し

発達を遂げたのちに徐々に育ってくる部分です。

ざっくりいっちゃうと、外から体に入ってくる情報をきちんと整理して使えるようになって、

そのあと初めて、思考とか判断とかいった、複雑な知的活動が始まるわけです。

でね。

動きもぎこちなく(ボディマップの統合が進んでない)、注意力も散漫な(感覚統合ができてない)、二,三歳児に、大人が求めるレベルの「理性、思考、判断」が備わってるかっていったら、そりゃ、52歳の私に100m12秒で走れっていうくらい無理な相談なんですね。

不可能なんです。

なのに、「くり返し言えばわかるはず」と「理屈を説いてわからせようとする」くらい無駄なことは無いんじゃないかと私は思う。

だったら、「理性、思考、判断」の部分が育って、こちらが道理を語った時に、受け入れることができるようになったら、初めて「理屈で教えてあげたらいいんじゃないか」と思います。

じゃ、それまでどうしたらいいか。

対策は二つです。

①飽きるまでやらせる

②逸らす

①は簡単で、イヤイヤ期って、「やってみたい子どもの気持ち」vs.「周りの大人の世間体」の戦いだって部分があるじゃないですか?

たとえば、「雨でもないのに傘をさして出かけたい子供」 vs.「みっともないからやめてほしい母」

たとえば、「どうしても昨日も着てどろどろになってるこの服しか着たくない子供」vs.「こんな汚れた服で外に出したら虐待してるみたいだからやめてほしい母」

こんなのは、すっごい簡単で、やらせたところで死ぬわけじゃないんだから、やらせたらいいと思うんです。

たとえその服が、洗濯しちゃったあとで、生乾きでちょっと冷たくても、臭くてひやっとするのは子どもなんだから、何の問題もありません。

自分で体験して「生乾きの洗濯物は臭い」「つめたい」と分かれば、次からは着たいと言わなくなるかもしれないし、それでも「着たい」というなら、その子の判断を尊重してあげたらいいだけです。

「冷たい」「臭い」という不快な感情を子どもが味わうのを取り上げない事です。

こどもは自分が経験したことしかわからない生き物ですから、

先に経験した大人が「冷たいのは可哀そう」「臭いのはがまんできないだろう」とそれを取り上げちゃうことを繰り返していては、そこから卒業できません。

納得するまで何度でも同じことをしようとします。

一回気が済むまでやってもらうのが圧倒的に解決までの道のりが早いです。

②の逸らす、は、かなりお母さんの性格に左右される部分があると思うのですが、何事にも真正面から体当たりで取り組みたい、まっすぐな人は、ちょっと練習がいるかも。

たとえば、兄弟にラムネ菓子を買ってきたとしましょう。

ボトルに入ってる粒のラムネです。

お兄ちゃんは、大事にゆっくり味わって食べたいので、一つぶずつ味わって食べている。

弟君は、さっさと食べてしまい、横を見たら、まだお兄ちゃんが食べている。

「僕もラムネ食べたいー!!」

と大泣きされて、

「あなたはもう食べちゃったでしょう?これはお兄ちゃんのだよ」

と繰り返し説明しても納得せずに、食べたいとますます大声で泣き叫ぶ。

仕方なく、

「お兄ちゃんなんだから、分けてあげなさい!」

なんて経験ありませんか?

お兄ちゃん、とばっちりですよねー。(^^;;

ここで、出てくる逸らしワザ。ちょっと演技力も必要です。

「食べ終わったの?じゃあ、ちょっとそのボトル貸してみてー。(くんくん)いい匂い。まだラムネが入ってるみたいだよねえ。ねえねえ、ここにちょっとお水いれて、振ってみたら、ラムネ味のジュースになるんじゃない?」

のってきたら、しめたもの。

お水を入れて、ふたをして、お兄ちゃんが食べ終わるまで

「おいしいジュースになーれー!」

と、弟君とシェイクを続ければいいのです。

味がしない!と怒られたら、お砂糖をほんのちょこっと入れてあげればいいだけ。

欲求としては「ぼくも、もうちょっと甘いものがほしい」っていうそれだけなのだから、それを満たしてあげたらいいんだと思います。

うちの子は二歳のイヤイヤ期ってものが存在しなかったんですが、なんでだろうか、とよく考えてみると、だいたいこの二つで乗り切っていたからだなと思います。

ポイントは、逸らしながらも、一部の欲求は叶っている、という点でしょうか。

三歳、四歳になれば、「これはお兄ちゃんのだよ」が通じるようになるし、我慢もできるようになっていきます。

「お兄ちゃんのだよ」を言うな、ってことじゃなくて。

言ってみてダメだったら、そこで不要な戦いをしなくても、逸らしてかわして、平和に笑ってる方がいいよね、ってことです。

それとね、最後に大事なことを。

私たちは、こどもに善悪を分かって自分で行動できる人になってほしいと思うから、小さいうちからものの道理やら善悪やら、一生懸命教えるんですよね。

でもさ、大人の私たちだって、

「理屈はそうなんだろうけど、でも感情が納得しない」

ってことはあるだろうし

「言ってることは正しいと思うけど、あいつが言う事なら絶対聞かない」

ってのもあると思います。(笑)

こどもが好きなのは、自分の気持ちに寄り添ってくれる大人です。

感情を納得させてくれる大人です。

だとしたら、正面から正しい理屈だけを押し付けようとする大人のいう事を、聞いてくれるようになると思いますか?

こどもと戦わない育児をしていると、びっくりするくらいこちらの要求も聞いてくれる子どもが育ちます。

これ、ほんと。

#ぢーこのつぶやき

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