• ぢーこ

育児を楽にするものって?

最終更新: 3月20日


今日は、たけとんぼで感覚統合についての勉強会をします。

わたしが、なぜ、この講座を主催しているかというと、「知っていることで楽になる知識」というものがあるんだな、と知ったからです。

子どもの困った行動を見たとき、「何回言っても、ちっとも言うことをきかない。この子は、自分を困らせるためにやっているのだ」と思えば、可愛いはずの我が子にも殺意に似た感情が湧いてくるけれど、その「繰り返し出てくる行動」に、成長のための必然性があってやっているのだと知っていれば、おおらかに見守ることはできる。

それを伝えたい、と思いました。

世の中にあふれる、ママ向け講座って、そういうものが多いと思います。

みんな、自分の体験から、これはとても役に立つ知識だから、あとからくる母ちゃんたちにシェアして、一人でも多くの母ちゃんに楽になってもらおうと思ってやってるのだと思います。

でも、もしかするとそれが逆に「子育てに良いと言われる講座をこんなに受けまくってるのに、私、ちっとも変われない。やっぱり私はダメ母なんだ」ってストレスやプレッシャーも産むのかな?と思うこともあり、どーしたもんだべか?と悩んだりしていました。

そしたら、昨夜、本棚で昔買ったこの本を見つけたのです。

何かの啓示か?と思いました。

以下、Facebookで書いたものですが、こちらにも掲載しますね。

人生の中のごく一時期だけに、ものすごく必要な本というのがあります。

その後の人生では、とくに読み返すこともなく忘れてしまっているのだけど、子育て真っ最中の私には、これが最初のバイブルだったなあと思うのが、伊藤比呂美さんの「おなか、ほっぺ、おしり」から始まるこのシリーズ。

その昔、育児に真剣に取り組みたい真面目な母ちゃん達が愛読する活字の多い「プチタンファン」という雑誌がありまして、そこで連載されていたものをまとめたものです。

いま、「育児に真剣に取り組みたい」というと、その意味するところは、過剰なエコに走ったり、医療の完全否定に向かったりしがちなのですが、そうではなくて、プチタンファンは、「育児してると出てくるイヤーなどす黒い自分」に、みんなで笑いながら向き合おうよ、という趣のある雑誌で、私は毎月蜘蛛の糸にすがるように、すみずみまで貪り読んでおりました。

「子どもに手を上げたくないのに手を上げてしまう」だとか、「怒りを止められない」だとか、母ちゃんには切実なこれらの生々しい悩みが、雑誌のあちこちで取り上げられておりまして、私が子どもたちを虐待せずに済んでいたのは、外遊び主義で家から逃げていたことと、この雑誌を読むことで発散していたというのがでかい、と思います。

思います、と書いてるけど、実は昨夜まで、完全にプチタンファンのことを忘れていました。

たまたま本棚を漁っていて見つけた伊藤比呂美さんのこの本を見て、当時のことを生々しく思い出したのです。

そして読み返して、衝撃を受けたのでありました。

彼女は、とにかく自分の感情を肯定します。子育てする母の感情を肯定します。

「子離れしたくなきゃしないでいいじゃん、子どもをいじめたかったらいじめたっていいじゃん、それを悪だと思い込んで、自分を必要以上に責めて、負のスパイラルにハマるのはやめようよ、育児の一番辛いとこは、そこなんじゃないの?わかってんなら、みんなでやめよう、ほら、せーの!」

こうは書かれていないけど、こんな感じ(笑)

救われていたなあ、と読み返してしみじみ思いました。

いま、育児真っ最中の母ちゃんにも、確実に救いの手が伸びてます。(と思います)

いい母ちゃんになるためのスキルを身につけるのもいいんですよ、もちろん。

でも、それが辛いばっかりになってしまうのなら、やっぱり、マイナスの自分も認めて受け入れることから始めないとな、と思うのです。

もっと、ワガママになろう。

いい母ちゃんでいる必要なんてないのです。

#ぢーこのつぶやき

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