• ぢーこ

のびるにくる人たちへ

4月から、また新しいのびるが始まります。


のびるを選ぶってことは、

ある種の生きづらさのようなものを

子育てに感じているのではないか

と勝手に思っています。


息苦しさというか。


どこに行っても監視されているような

居心地悪さというか。


それを払拭してくれる環境や仲間が欲しくて、

のびるにくるんだろうな、

と予想しているのです。


わたしがそうだったから、

そこからの類推なので

違う人も当然いるはずなんですけれど、

あんまり大きくは外れていなさそう。


何より自由を愛する人にとっては

みんな同じがよしとされる

同調圧力だらけの世の中って、

苦しいよなー、って思うんです。


例えば、私の場合。


下の子を育てていた時、

可愛くてかわいくて、

なかなかおっぱいがやめられずに

4歳まであげてたんです。


卒乳は1歳までに、と育児雑誌にも書いてある。

保健師さんもそう言っている。

やばいのかしら、これ?

と思っていました。


そんな時、公園でよく会うお母さんの1人が

「アメリカじゃ、

1歳過ぎでもおっぱいあげてると

虐待になるらしいよ」

とわざわざ私に言ってきた。


「あー、アメリカじゃなくてよかったー!」

とヘラヘラ返したけど、

これ、何を言いたいんだろうか?と思いました。


子育てに正しさを持ち込もうとする人、

ほんとに苦手です。


やりたいようにやったって、

どう育てても子は育つ、と

子どもたちが成人した今なら言えるんですけど


当時は「親の因果が子に報いー(ベンベン)」

を信じていましたので、

わたしの一挙手一投足が正しくなければ、

この子がダメな人になる、

と信じてました。


おバカさんですねー。

そんなわけないのに。


子どもは「育てる」比率より

「育つ」比率の方が

どんどん大きくなっていく生き物なので


成長とともに

親の影響なんて微々たるものになっていきます。


だから、そんなに何でもかんでも

「私のせいかな?」

と背負わなくて良いのです。


先程書いた、「アメリカでは」という話。

二十数年前のことですが、

今は事態はもっと深刻に見えます。


当時はまだ、

同世代のお母さん同士の連帯感はあった。


非難めいたちくちくビームを飛ばしてくるのは

ご年配の方々で、

同世代は一緒に泣いてくれる仲間が多かった。


今は、子育て世代の中でも

正しさを監視し合う環境が出来上がっている

気がします。


お母さん同士が正しさでお互いを縛り合って、

苦しくなっている気がします。


さて、そんな中で

のびるに自由を求めてやってくる。


子どもは確かに自由だろうけれど

大人はどうなんだろう?


他人に対する忖度を繰り返し、

笑顔を貼り付けて

思ったことも言えないような仲でい続けるなら

おそらく、のびるに参加しても

自分の自由は得られないと思います。


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今日、谷戸の入り口で、

のびるの一期、二期生たちに会いました。


コロナ騒ぎでイベントが自粛ムードになる中、

この人たちは、これからみんなでワイワイと

山の中を探検しながら、

アイスを食べにいくらしい。


私は私で、休校、休園で

暇を持て余しているのびるのOBたちに、

かつて通ったのびるフィールドで

スタンプラリーなんてしたら面白いんじゃない?

と思いつき、

今日はその下見に来ていたので

やってることは五十歩百歩です。


お互い、さすがとしか言えない。笑


彼女たちは実にたくましいです。


わたしは、のびるやちびたんで、

子育ての戦友を作って欲しいと思ってきました。


ママ友、なんてふわっとした生優しいものではなく

いやな自分を思い切り見せても、

それでも


「しょーがないなー、

だけどこの人は

こういう人だもんね」


と受け入れあって続く関係を

作り上げて欲しかった。


谷戸で会った彼女たちが、

子どもが大きくなった今も

こうして遊んでいるのは、

当時からの戦友だからだと思っています。


もりのこの立ち上げ当初に、

「ナベの火が危険だから、

子どもが触ってしまうのが怖いから

やめた方がいい」

という意見に対して、


いかに自分たちが、

ここで鍋を作る行為を楽しんでいるか。

火起こしすらできなかった自分が

かまどでこんな大きな鍋で料理できるようになった嬉しい気持ち。

一日中、家の台所で子供のご飯のことだけ考えていた頃から見た時、

今がどれほど解放されて豊かであるか。

などなど


熱く語った人たちが、

この人たちなんだろうと思います。


子どものやった、やられたについて、

侃侃諤諤の議論をし、

みんなで見守ることの意味を


必死で考えてきた人たちが、

この人たちなんだろうなと思います。


のびるに来たから、仲間になったわけじゃない。


のびるの外でも

今の息苦しい子育て環境を

より豊かなものに変えていきたい仲間として

生きてきたから、こうなっているのです。


どうか、あなた方もその覚悟を。

どうか、のびるでは、不必要な我慢をしないで

言いたいことはきちんと伝え、

相手の話もきちんと聞いて、

ずっと続く戦友を作って欲しいなと思います。


そのためには、

習い事感覚で週一回のびるに来てたって、

あんまり意味はありません。


のびる、ちびたん、もりのこ、

それに、あちこちのプレイパーク。


使えるものは全部使って、誘い合って、

「いつもの仲間」であることを大事に

自分たちで関係を作り上げていってください。


のびるの間、

子どもたちのことは、私たちが頑張ります。

でも、あなたたち母ちゃん同士の関係は

あなたたちが頑張ってね。


応援は惜しみません。

一緒に楽しく子育てしようね!




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